◆ 口腔ケアとは
・むし歯や歯周病などの治療をする。
・入れ歯などの人工歯の不具合を治し、正しいかみ合わせを保つ
・食べ物を飲み込む働き(嚥下機能)や、発音機能の低下を予防する
・口の中を清潔にする
など、口の中(口腔)を衛生的に保ち、食事や会話など口腔機能を総合的にケアすることです。
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◆ 口腔ケアの効果 ・
むし歯や歯周病を予防する
・唾液がよく分泌され消化を助ける
・正常な味覚で食事を楽しめる
・口臭がなくなる
・生活のリズムを整える
・誤嚥による肺炎を予防する
・会話が楽しめ、コミュニケーションが向上する
町では幼児歯科健診や学校で歯科健診を実施しています。
正しいブラッシングなど指導していますが、それが習慣になるには家庭での声かけや見まもりが大切です。
歯は一生の財産です。
ぜひ、家族全員で歯みがき習慣をつけましょう。
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歯が生えたころから、「食事をしたら歯を磨く」癖をつけておきたいものです。
少なくとも小学生までは、仕上げみがきをしてあげてください。
・家族のおすすめ口腔ケアタイム
できるだけ家族がそろい、少しゆっくりできる時間帯がおすすめです。
夕食後や就寝前など、子どもと一緒に家族全員で歯ブラシを持って磨きましょう。
ブラッシングを見せ合ったり、5分ほどの音楽を流しながら磨いたり、工夫してみましょう。
誤嚥(ごえん)は、食べ物や飲み物を飲み込むときに、誤って気管支や肺に入ってしまうことです。
食品といっしょに口の中の細菌が気管支や肺に入り、誤嚥性肺炎が起こります。
高齢者は飲み込む機能が低下するため、誤嚥性肺炎にかかる人が多くなります。
食事後は歯を磨き、うがいをし、細菌が口腔内に繁殖しないようにしましょう。
・入れ歯をしている人
食後と就寝前に入れ歯の洗浄をしましょう。
一日1回は洗浄剤で殺菌し、特に夜間には浸け置きをしましょう。
・お口まわりのリハビリ体操で口とのどをきたえましょう。
介護が必要な人や寝たきりの人の定期的に口腔ケアをしましょう。
・歯や歯ぐきなど口の中に痛みがある
・食べ物がかみにくい、飲み込みにくい
・入れ歯が合わない
・口臭が気になる
などに気づいたら、歯科医に相談しましょう。
◆ お問い合わせ
町健康福祉課 86−2338
「健康福祉課のご案内」をご覧ください。
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