第1条　この規則は、飯豊町奨学資金貸与条例(昭和42年条例第15号。以下「条例」という。)の施行に関し必要な事項を定める。

第2条　条例に定める奨学資金は、飯豊町奨学資金貸与基金から貸与する。

第3条　条例第2条の該当者で奨学資金の貸与を希望する者は、奨学生願書(様式第1号)に上級学校等に入学したることを証する書類及び次に定める書類を添付して、毎年3月31日までに申請しなければならない。

第4条　前条の申請があった場合、町長は、条例第7条に定める飯豊町奨学審議会(以下「審議会」という。)に諮問しその答申により奨学生を決定する。

第5条　奨学資金の貸与は、条例第4条の場合を除き、その学校等を卒業又は修了するまで貸与するものとする。

第6条　奨学生の決定を受けた者は、決定通知を受けた日から15日以内に誓約書(様式第5号)を提出しなければならない。

第7条　奨学資金の貸与額は、次による。

第8条　奨学資金は、年4期に分けて貸与するものとする。

第9条　奨学生の属する世帯が、町外に転出した場合は、遅滞なくその旨を届け出なければならない。

第10条　奨学生は、連帯保証人2人を立て、うち1人は奨学生の保護者とし、他の1人は別に独立して生計を営む成年者としなければならない。

第11条　条例第5条第2項の返還期限は、目的の学校等を卒業又は修了し1ケ年を経過した後10年以内の均等償還とする。ただし、繰上げ償還を妨げない。

第12条　条例第5条第2項及び第6条に基づく返還延期又は免除を受けようとする者は、理由が生じた日から起算して1ヶ月以内に奨学資金返還延期(免除)申請書(様式第7号)に理由を証明する書類を添付して町長に提出しなければならない。

第13条　削除

第14条　貸与額の返還延期の年限は2年とし、長期療養を要する疾病、傷害その他の理由を町長が認めたものについては、審議会に諮り再延期をすることができる。

第15条　条例第5条第1項ただし書に基づく延滞金の納付は奨学生であった者又は連帯保証人が、正当な理由がなくて第11条第3項に定める奨学貸与金を返還すべき日までに返還しなかったときは、連帯保証人において返還するものとし、当該返還すべき日の翌日から返還の日までの期間に応じ、年3.0パーセントの割合で計算した延滞金を納付しなければならない。ただし算出額が1,000円未満の場合は納付を要しない。

第16条　審議会は、町長又は会長が招集し会議の議長は会長がこれにあたる。

第17条　審議会は、条例の定めるところにより、町長の諮問について審議し、その結果を答申する。

第18条　審議会は、過半数の出席をもって成立し、可否同数のときは会長の決するところによる。

第19条　飯豊町奨学資金貸与に関する運用細目は、別に定める。

第20条　飯豊町奨学資金貸与に関する事務は、教育委員会で行う。