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飯豊町を知る

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町長室
町長メッセージ
年頭のごあいさつ

  新年あけましておめでとうございます。皆さまにはお健やかに新春を迎えられたこととお慶び申し上げます。
いま、情報の時代。一人一人の生活情報から、地域や国内はもとより世界中の情報がたくさんの通信手段で同時に結ばれるという、人類史上初めての手段を手に入れた現代の私たちにとって、年頭に思い描くものは何でしょうか。幾何学模様のように画一的なものではなく、多種多様なものであることはすぐ想像できます。人それぞれの夢や希望が抱ける社会は、ゆたかさの証明でもあります。しかし、その上で、社会には共通の課題があることと、誰もが平等に幸せになる権利を持っていることを忘れないようにしなければならないと強く感じます。
 山形県が生んだ作家、藤沢周平さんの小説に『漆の実のみのる国』があります。上杉藩九代目藩主、のちに名君と慕われる上杉治憲、鷹山公の藩政を辿った内容で、窮乏の藩財政を倹約により立て直そうとしたことと、殖産振興に「漆の木」を植えて領民生活の向上と藩政再建に挑んだ物語です。鷹山公の苦闘と領民たちのたゆまぬ努力の姿が描かれています。そこには、困難な時こそ夢を抱き続けることがどれほど大切かが語られています。
 飯豊町は、人口減少社会の緩和を図り、活力ある地域社会をめざして、新産業集積事業、飯豊電池バレー構想に取り組んでいます。山形大学xEV飯豊研究センターに隣接して、自動車工学と整備の学位を取得できる専門職短期大学の設立事業が平成33年4月開校をめざして進められています。また、東山工業団地内に建設される貸工場には、リチウムイオン電池の主要部材を開発製造する会社が進出する予定です。さらに、自動車の自動安全装置を製造する地元の主要企業は、萩生工業団地内に事業拡張を進めておられます。世界中の国々が調印した環境基準のパリ協定の到達目標を達成するために、100年に一度という自動車の大きな変革期に必要な投資の一つが、飯豊町を拠点に進められています。
 農業生産とエネルギー対策が融合する事業、バイオガス発電事業の計画が具体化して、東部地区眺山一帯を拠点に展開されることになりました。これまで課題だった仔牛の繁殖団地造成を町が支援し、地域の再生可能エネルギー会社の投資などによって、国のバイオマス産業都市認定の事業が始まります。
 首都圏一極集中が進み続けるなら、子育てや教育、高齢者の安心社会、自然あふれる住環境、ゆたかな水と食と森の恵みに彩られた良質な生活は満足できるものにはなりません。町制施行60周年を記念して再び活動を始めた農村計画研究所の新規事業を通じて農山村の暮らしと文化を現代に生かしてまいります。「日本で最も美しい村」連合に加盟する人と資源に磨きをかけて小さくてもピカリと輝く町づくりを進めてまいります。
皆さまのご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。


平成31年 1月 1日

飯豊町長 後 藤 幸 平



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担当課/総務企画課 行政管理室

TEL/0238-87-0520(直通)