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家庭から考える食育

飯豊町は三世代同居世帯が多く、正しい食習慣や昔ながらの食文化の継承など子どもたちに伝えやすい環境です。
ですが、近年のライフスタイルの変化に伴い、家族間でも食事メニューが違ったり、全員で食事をすることが難しかったりします。
家庭は食育を教える最適の場所です。家族全員で考えてみましょう。
 

◆ 家庭からできること
 ①早寝、早起き、朝ごはん。規則正しい生活リズムを作りましょう。
 ②適切な食習慣と運動習慣をつけましょう。
 ③おやつは適量。「おやつについて考えましょう
 ④地元の米と野菜中心に日本食メニューを。
 ⑤食事バランスガイドを参考にして栄養バランスを考えましょう。「食事バランスガイドを利用しましょう
 ⑥町の伝統食、行事食で食文化を伝えましょう。
 ⑦「いただきます」「ごちそうさま」あいさつから食に感謝しましょう。
 ⑧毎月19日は食育の日。町においては「家族団らんの日」でもあります。
                    「毎月19日は食育・家族団らんの日です
 
◆ 食事のマナーや挨拶を教えましょう
・「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつ
・正しい箸の持ち方、使い方
・正しい食器の使い方
・食事の運び方
・姿勢
など、食事のときに教えることはたくさんあります。
大人が子どもにしつけるものであって、身につけておくべき常識です。
一緒に食事をしながら、大人が良い手本になって教えてあげましょう。


◆ 食への感謝の気持ちを育てましょう
食は空腹を満たすための当たり前のものではありません。
食材の生産者、調理した人への感謝の気持ちを育てていきましょう。
 ・農家や畜産、酪農家、水産など各生産業
 ・食事やお弁当を作ってくれる人
食事ができるまでに関わる人のことについて、時折家庭で話し合ってみましょう。
 
食そのものへの感謝の気持ちも大切です。
食材は命であることを忘れがちです。
米や野菜など植物、肉や魚など動物の命を摂取することで私たちが生きていることを教えましょう。
また、感謝の気持ちは「もったいない」の精神にも通じるのではないでしょうか。
食を粗末にせず、好き嫌いや食べ残しをしないようにしましょう。
 
「命をいただきます・命をごちそうさまでした」の気持ちであいさつをしましょう。

 
◆ 食育は未来のために
正しい食生活や食の知識は、健康な体をつくり生活習慣病の予防になります。
病気に強い健康な体はなによりの財産になります。
また、正しい食育は人格の形成にも良い影響があります。
子どもたちは成長し、親となりまた子どもに食育の知識は受け継がれていくことが理想です。
活気ある社会、町づくりに食育は必要不可欠なものです。
  


◆ 薄味の美味しさを覚えよう
いったん濃い味に慣れてしまうと、薄味に美味しさを感じにくくなります。
自然食材が望ましいですが、市販の食品を利用する場合には赤ちゃん用を選びましょう。

◆ 間食も栄養を考えて
間食は離乳食のリズムが定着したころから与え始めましょう。
赤ちゃんは消化器官が未発達のため一度にたくさんの食事を摂ることができません。
なので、赤ちゃんにとっては間食というより4食目、5食目と考えて、栄養補給できるメニューを考えましょう。
望ましいおやつは、牛乳、乳製品、果物、いも類、穀物などです。

◆ 赤ちゃんに合わせた適量を
よく動く赤ちゃんには食事や間食の量を増やし、逆にあまり動かず過ごす赤ちゃんには少なめの量にしましょう。
◇身体活動レベルが普通の場合

性別 1日のエネルギー(Kcal) おやつからのエネルギー(Kcal)
1〜2歳 1000 100
900 90
3〜5歳 1300 130〜195
1250 125〜188

おやつからのエネルギーは1日全体のエネルギーの10%〜15%程度です。

◆ 食べる時間は楽しい時間
まだ話せない月齢であっても、話しかけることが大切です。
「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつ、「○○おいしいね」「トマトは赤色だね」「にんじんはお馬さんが好きなんだよ」など笑顔で話しかけ、おいしさと楽しさを教えましょう。

◆ 「食べる」と「歯みがき」をセットにしましょう
食後や間食後は歯みがきの習慣をつけましょう。
乳歯も生えてない赤ちゃんには水や麦茶などを飲ませましょう。
また、徐々に歯ブラシを口の中に入れる練習をするとよいでしょう。
乳歯はいずれ生え変わるからむし歯になってもいいのではと、考える人がいますが、乳歯のむし歯は永久歯に影響します。
口腔ケアをしましょう



この記事に関するお問い合わせ先

担当課/健康福祉課 健康医療室
      山形県西置賜郡飯豊町大字椿3654-1番地

TEL/0238-86-2338(健康福祉課)    FAX/0238-86-2230

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