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にぎわいだより 平成22年度 第11号


平成22年9月20日(月・祝)、〜昔懐かしい、飯豊の映画館〜「復刻版!椿劇場」を開催しました。

 「椿劇場」とは、昭和20〜30年代に実在した映画館で、当時は町唯一の娯楽施設として、映画の上映はもとより、演劇や漫才、浪花節まで幅広い芸能が行なわれ、町内外から娯楽と交流(出会い)を求め、多くの人々でにぎわった施設だったそうです。

 委員会では、昭和のにぎわい「椿劇場」をキーワードに、子どもから当時の椿劇場を知る年配の方まで、幅広い年代の人々が集い、楽しめる活動を行ないたいと考えました。

 それが、「復刻版!椿劇場」です!

【映画上映の会場となる空き地には、懐かしの旧車や雑貨の展示なども行ないました】


 委員会で「復刻版!椿劇場」を行なうことが決まったのが7月初旬。

 それ以降、「いいで未来号U」の準備と並行して、「復刻版!椿劇場」の準備を行なってきました。

 一言に「準備」と言っても、地域の方へ協力のお願い、屋台への出店依頼、映画の上映に係る申請、道路や屋台に係る手続き、協力をいただく団体との調整、テントやイスなどの搬入など、この日を迎えるまでには

想像以上の準備や手続きがありました。

 委員の皆さんにとっては、様々な手続きや会場内の準備などを終え、ようやく迎えた当日です。

【午後2時の開場に向けて屋台を急ピッチで準備中。開場前にもかかわらず、すでに人が集まり始めました】


 そして午後12時、準備は最終段階を迎えました。

 町道を「全面通行止め」にして、道路に屋台を組み上げ、出店の準備をして、午後2時の開始に間に合わせなければなりません。

 急ピッチで準備を進めていると、会場や道路にちらほらとお客さんらしき人が集まってきています。

 はじめての「復刻版!椿劇場」、どのくらいの人が集まってきてくれるかと心配していましたが、イベントのメインとなる夜の映画上映に向けて、幸先のよいスタートがきれそうです。

【オープニングを飾ったのは「小白川子ども獅子」。大人顔負けの勇壮な獅子の舞いに会場内は一気に祭りムードに】


 午後2時、いよいよ「復刻版!椿劇場」の開演です。

 オープニングを飾ったのは、「小白川子ども獅子」による獅子舞です。

 笛と太鼓の音色にあわせ、獅子が会場内を練り歩きます。

 大人顔負けの勇壮な獅子の舞に、会場内は一気にお祭ムードとなりました。

【置賜農業高等学校演劇部の皆さんにも、お忙しい中出演いただき、演劇を披露していただきました】


 続いての登場は、置賜農業高等学校演劇部による演劇の披露です。

 置賜農業高等学校の演劇部は、当時の椿劇場でも演劇を披露されていたということを聞きつけ、何が何でも「復刻版!椿劇場」に出演いただきたいと、無理を承知でお願いをさせていただきました。

 演劇部の皆さんは、さまざまな場所で活躍中で、この日も午前中に米沢市で演劇を披露して、そのまま会場に駆けつけてくれました。

 (演劇部の皆さん、たいへんありがとうございました。)

 会場では立ち見の出るほど多くの人が集まり、演劇を熱心に見入っていました。

【屋台では人がとぎれることなく、夜を迎える前に売り切れる屋台もあるほどでした】


 一方、路上に軒を連ねた屋台では、こちらもたくさんのが集まっていました。

 「いいでの夜市」と銘打ったこの屋台は、町内の商店街や団体などで出店いただいた屋台です。

 はじめての「復刻版!椿劇場」で、どのくらい人が訪れるかも分からず、場合によっては労力にそぐわない売上げになるかもしれないにもかかわらず、出店者の皆さんは「町を盛り上げるためなら協力しよう」と、嫌な顔ひとつせず出店してくださいました。

 また、出店者の皆さんには、「昭和のにぎわい」というコンセプトに合ったものを提供いただいたり、各屋台で提供するものを出店者の皆さんで調整したりと全面的に協力をいただきました。

 (出店者の皆さん、ご協力ありがとうございました)

【多くの人達が集うにぎわいは、終了のアナウンスが流れるまで続きました】


 夕方になり、あたりはだんだん暗くなってきました。

 まもなく、「復刻版!椿劇場」のメインイベント、映画の上映が始まります。

 会場や屋台には、昼にも増して多くの人でにぎわってきました。

 空が暗闇に包まれていくにつれて、会場のにぎわいは増していきました。

【映画の上映中は、会場を囲むように配置した旧車もライトアップされ、会場の雰囲気を盛り上げます】


 いよいよ、「復刻版!椿劇場」のメインイベント、映画の上映が開始されました。

 前半は、子どもからご年配の方まで広く知っている「ちびまる子ちゃん」、そして、後半は当時の椿劇場でも上映されていた昭和の名作、石原祐次郎主演「嵐を呼ぶ男」の上映です。

 300インチのスクリーンに映し出される映画は、野外ながら本物の映画館で見ているような迫力です。

 予想を上回る多くの人に会場内に用意したイスが足りず、会場の後方や沿道から立ち見をする人が出るほどの混雑です。

 【沿道の車庫を借りて、当時のプロマイドを展示しました】   【ゲーム機以外で遊んでいる姿を久しぶりに見ました】


 上映の後半、大人が映画を見ている頃、子ども達は縁日の雰囲気を楽しんでいるようです。

 最近は、町内のお祭りでも屋台が立つことは少なくなり、あの独特の雰囲気やワクワク感を味わう機会がめっきり少なくなりました。

 「復刻版!椿劇場」を行なうにあたっては、子ども達にあの雰囲気を体感してほしいという思いもありました。

 おもちゃ屋や駄菓子屋で買ったものを、明かりを探して広げている風景を見ると、まるで自分が子どもだったときの懐かしさを感じます。

【「復刻版!椿劇場」の開催にあたっては、地元の方をはじめたくさんの方にご協力をいただきました】


 午後8時50分、映画「嵐を呼ぶ男」の終了とともに、一夜限りの「復刻版!椿劇場」は幕を閉じました。

 今回、はじめての試みとして開催した「復刻版!椿劇場」は、幸いにも大きな事故やトラブルも無く、来場した多くの方々に楽しんでいただきながら終えることができました。

 しかし、「復刻版!椿劇場」は、町やプロジェクト委員会だけでは、けっしてこのように開催できるものではなく、地域の方々をはじめ多くの関係団体のご協力があったからこそ開催できたものと強く感じています。

 開催するにあたり、地域の方々や町内の各団体に協力をお願いした際、「町がにぎわうのであれば、いくらでも協力する」という温かい言葉を、お願いした皆さんからいただきました。

 特に、椿青年会や椿区民会の皆さんからは、「せっかく地元で開催するイベントなら、自分達に協力させてくれ」と力強い言葉をいただきました。

 実際に、椿青年会の皆さんには、前日や当日の会場準備、そして終了後の夜遅くまでの撤収と、たいへんな作業に協力をいただきました。

 また、椿区民会の皆さんには、会場から離れた駐車場の誘導を担っていただきました。

 町交通安全協会や町防犯協会の皆さんには、町で一番大きなお祭り「めざみの里まつり」に協力いただいて間もないこの時期に、再度の依頼にも快く引き受けていただきました。

 他にも、本当にたくさんの方々にご協力をいただき開催できたことを、改めて心から感謝いたします。

 委員会では、これからも交流の輪を広げながら、様々な活動で出合った仲間や地域の皆さんと手を取り合って、「町のにぎわい」に向けた活動を行っていきます。

 皆さん、今後ともご協力をよろしくお願いします!


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この記事に関するお問い合わせ先

担当課/産業振興課プロジェクト推進室

TEL/0238-72-2111(内線:252)